KKベストセラーズに告ぐ
2018年JRA開催GⅠ春シーズン全12戦馬連1点的中馬券を公開したのだが、この件について「世の中のバカに分かるようちゃんと説明しろ」と、俺のザコ師匠から珍しく指令発令。
さて何から話そうか…..
よし、そんじゃ30年前の話から始めよう。笑
怪物と呼ばれた松坂大輔が通った江東区立東陽中学校、1988年。クリケットのバットによく似た闘魂注入棒なる物を自分の太ももにビターン、ビターンと叩きつけながら歩き生徒を威嚇する教師がいた。生徒が粗相するとそのバットで尻を叩かれる。今では問題になる事必至だ。
1年B組、その教師の授業にて、「昨日TVでインド人が上を向いて、口から長剣を入れてったんすけど、あれマジですかねぇ?」と俺は質問した。教師の答えは、「あぁいうのってさ、ホントとか嘘とかそういう見方をしちゃいけないんじゃなーい?」だった。
それから12年後の2000年、俺は馬券王矢口として月刊誌『競馬 最強の法則』2000年9月号の巻頭企画に掲載された。7月8日(土)、9日(日)どちらかもしくは両日の東京競馬において、1日資金1万円で勝負して1日に幾らまで増やせるかという企画だった。詳細は「『競馬最強の法則』掲載」に記してある。
この号この企画の中に超ーヤバい記事がある!
年間JRA開催GⅠ全的中を何と13年間継続しているという駄菓子屋オヤジ東久条阿洞というキワモノが、7月9日(日)東京競馬において馬連7点以内で12鞍全的中させ的中馬券も掲載。当時24歳の俺はこんなペテンは許さねぇと鼻息荒く、当時のHPにて「全レース1点的中のカラクリ」と糾弾した。
インド人が口から長剣を飲み込んでくのはガチ?
プロレスはガチ?相撲は?K-1GPは?
オーディション番組で素人のカラオケ聞いて感涙スタンディングオベーションしてる審査員の涙はガチ?
人の心を読み当てるメンタリストは?
この質問の答えはやはり、「あぁいうのってさ、ホントとか嘘とかそういう見方をしちゃいけないんじゃなーい?」なのだろう。
じゃあこれ、東久条阿洞の13年間GⅠ全的中は?
2000年7月9日(日)東京競馬の馬連7点以内12鞍全的中は?
田中先生、答えてくれよ。
まさか「あぁいうのってさ、ホントとか嘘とかそういう見方をしちゃいけないんじゃなーい?」なんて言わねぇよな?これは東スポの宇宙人捕獲記事とは全然違くて、KKベストセラーズ『競馬 最強の法則』が片棒を担いだ、嘘!イカサマ!ペテン!インチキ!完全なる詐欺だから!出版社は発行物が売れりゃあそれで良くて、何言っても何やってもいーのかよ。18年経っちまったけど、詐欺の時効って何年だ?
2000年7月9日(日)東京競馬 馬連配当
1R 1660円
2R 760円
3R 2950円
4R 690円
5R 280円
6R 2530円
7R 1480円
8R 44820円
9R 1480円
10R 2910円
11R 5970円
12R 890円
これ馬連7点以内で全的中ってさぁ…..ムチャクチャやるんじゃねーっての。俺この前日、8日(土)ガチで参戦した訳よ。12鞍中7鞍的中、それをこんなキワモノと並べられたんじゃ、こっちまでペテンだと思われんじゃねーかよ。
俺さ、もうこの爺ぃはどうでもいんだよ。問題は『競馬 最強の法則』発行元の出版社KKベストセラーズだ。何が「13年間GⅠ連続的中」だ、何が「東京競馬12鞍全的中」だ、読者ナメんな。世間ナメんな。こんなペテン詐欺を堂々と掲載し発行した罪は重くねーかよ。お前らKKベストセラーズも駄菓子屋オヤジにまんまと騙されましたって?我々も被害者ですって?そんなの通用する訳ねーだろ!
2018年1月5日に復活した馬券王矢口によるGⅠ春シーズン全12戦馬連1点的中馬券公開チャレンジは、KKベストセラーズと東久条阿洞がヤラかしやがったGⅠ連続的中と東京1日12鞍全的中をミックスし、GⅠ全12鞍パーフェクト的中、しかも全鞍馬連1点でやってやろうじゃねぇかというもの。これはKKベストセラーズに対する馬券王矢口式アンチテーゼ以外の何物でもない。
2018年 春GⅠ全12戦 馬連配当
フェブラリーS 1140円
高松宮記念 1690円
大阪杯 2930円
桜花賞 480円
皐月賞 12880円
天皇賞・春 1030円
NHKマイルカップ 3140円
ヴィクトリアマイル 4090円
オークス 1190円
日本ダービー 7950円
安田記念 7370円
宝塚記念 9200円
これ馬連1点的中馬券を公開しましたけど何か?
おい、KKベストセラーズ聞いてんのか?
一応言っとくけど、俺が公開した馬連1点勝負馬券あれ全部本物だよ。東久条阿洞のも本物の馬券だったんだろうきっと。あの爺ぃ及びKKベストセラーズと、馬券王矢口の決定的な違いは「種明かし」をするかしないかだ。
俺が行ったこの一件については、我が矢口道場を昨日今日知った奴らや、厳選レース無料公開の予想だけ見てる奴らには伝わりづらい。我が矢口道場は競馬予想サイトではあるが、馬券王矢口の競馬予想論を説いた馬券王の能書きが大きな軸となっていて、馬券王の能書きを読んで俺の人となりを十分理解した者であれば、俺が時間と金をムダにしてでも伝えようとした事が分かるはずなのだ。
そうそう最後の宝塚記念を2日後に控えた6月22日(金)夜、あるメールが届いた。「競馬予想協会へのご協力のお願いについて」という題名で、差出人は馬流天星なる競馬予想情報サイトを運営しているというスカイポット氏。丁寧な文面であったので全文読んだのだが、俺にメールを送ったのは馬券王の能書きに共感する点が多々あったからとの事。また氏も馬券王の能書きのようなものを公開しているとの事で、1つ読んでみた。谷岡一郎氏の著作を読み、大数の法則に関する記述に反論している。学者やインテリぶってる奴らって大数の法則持ち出せば無敵だと思ってるみてぇだけど、大数の法則命でギャンブル儲からない説を語り始める奴とか俺もけっこうアンチだからスカイポット氏に1票入れよう。2018年FIFAワールドカップ開催中の現在、チーム名は公表出来ないが欧州の超有名クラブから移籍の話が来ているもんで、残念ながらスカイポット氏が会長を務める競馬予想協会に入会する事は出来ない。だが競馬予想TV!出演の予想家に順位付けをしている氏が唱える「予想力」という新しい試みについては温かく見守ろうじゃないか。
俺って出る杭打つ系に見られがちなんだけど、既成概念壊そうと頑張ってる奴とか割と好きで、意外とそういうのに寛容な人間なんだわ。競馬予想TV!の小林少年が唱え始めたのか、他の人間が始めたのか発祥不詳だが「風」の話は走破時計を表す際のスタンダードになるだろう。どの方角から、どのくらいの風が吹いていた、追い風だの向かい風だのの話だ。よくよく聞くまでもなく、「風」を考慮もしない補正もしない時計比較に価値がある訳がない。まぁそんな話をし始めたら、馬場状態だの通過したコースだの天候だの気温だのキリ無いんだけど、「風」は競馬に先立って競人?人間様の競走でも取り入れられてるよな。
さぁ話を戻して締めくくるとするか。
馬券王矢口による2018年JRA開催GⅠ春シーズン12戦全レース馬連1点的中馬券公開は間違いなく成された。公開された馬連1点勝負馬券は本物だ。本物の馬券だったら何を言っても何をやってもどう偽装しても良いかと言ったら、KKベストセラーズが許したとしても馬券王矢口が許しちゃおかねーぜ。
最後の宝塚記念、馬券写真公開にしても良かったのを動画にしたのは、ビフォアアフターのQRコードの違いなんかに気付いて欲しかったんだよ。馬券写真見せつけられただけじゃ、「怪しい、怪しい、怪しいんだけど、100%インチキと言えるかというとホントに1点的中してるのかも知れないし」なんて奴も中にはいるだろうなって思ってよ。詐欺を見抜けるようになる為の脳トレだよ。つーかハッキリ言っとくけど、こんな種明かし本当はしたくなかった訳よ。何でかって?だって必要ねーだろ。レース前に1点予想なり1点購入馬券なりを公開してなくて、毎回レース後に的中馬券公開されてたんだぜ?種明かしするまでもないでしょ。直感的に怪しめなきゃダメだってこんなの。だからザコから、いや、ザコ師匠からバカ呼ばわりされちゃうんでしょうが。
そんじゃザコ師匠から「バカでも分かるように」と指令が出てっから、百聞は一見に如かずYouTubeで確認しなさい。
18年越しになったが馬券王矢口はKKベストセラーズに一矢報いてやった。出版社がここまで言われて黙ってんのかよ?俺はいつだってヤッてやるよ。セメント仕掛けてんだよコッチは!いつまでも八百長ばっかやってんと廃刊に追い込まれんぞ。廃刊どころか会社無くなっちまうぞー!消えて無くなる前に俺とデスマッチしようぜ。俺が息の根止めたるよ。